奥深い掛け軸の世界!用途に合わせて何種類か揃えておきたい

掛け軸は礼拝用として中国で生まれ、日本に輸入されました。季節によって掛け替えると、模様替えせずとも部屋の雰囲気が変わります。 掛け軸にはいくつか種類があり、その中でも季節をより楽しめるのが節句掛けです。節句は年に5回あり、1月7日は人日、3月3日が上巳、5月5日が端午です。それに加えて、7月7日の七夕に9月9日の重陽があります。 上巳は一般的に桃の節句と言われますね。女の子の家ではお祝いすることが多いので、お雛様などが描かれた掛け軸があると気分も盛り上がるでしょう。


お祝いの日に飾る掛け軸は祝儀掛けと言われ、結婚する日や正月などには松竹梅や鶴亀、旭日などの絵柄のものが飾られるのが一般的です。また、新築祝いや開店祝いなどに贈られる掛け軸は、消災不動龍神図や一富士二鷹三茄子などの絵柄が選ばれます。神様や仏様などが描かれている掛け軸も祝い事に最適で、これは神仏画と呼ばれています。


それから、普段使いの掛け軸は、花鳥図が最もポピュラーな絵柄です。桃や桜の絵柄であれば春に、紅葉が描かれているものは秋にと、四季ごとに掛け替える家庭が多いです。 一年中掛け替えなくても違和感のない掛け軸の絵柄は、山水画でしょう。中でも人気があるのは、富士山の絵柄です。

人気作家による掛け軸は、買取の際も高値が付きやすいです。しかし、贋作の可能性や手書きでないものもあるので、確かな査定スキルのあるお店に持っていくといいでしょう。

季節を愛でるために掛け替えるのが一般的

掛け軸の図柄は浮世絵?